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著作権侵害事件

発売前の漫画雑誌をアップロード・著作権侵害と電子出版権侵害で逮捕(第二報)

平成27年11月18日

 京都府警サイバー犯罪対策課と東山署は、平成27年11月18日、インターネットのWebサイトに発売前の漫画雑誌掲載の作品を権利者に無断でアップロードし送信できる状態などしていた埼玉県朝霞市の中国人男性2名を、著作権法違反(複製権、公衆送信権、出版権侵害)の疑いで逮捕しました。
 男性らは、平成27年10月5日、(株)講談社が出版する「週刊少年マガジン」に連載中の「七つの大罪」の誌面をインターネットWebサイト「RED HAWK」に掲載することを企て、雑誌の発売前に、デジタル化し、画像ファイルを権利者に無断でサーバコンピュータにアップロードし、不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できる状態などにし、著作権および出版権を侵害した疑いが持たれています。

【本件に関する(株)講談社からのコメント】
「今回の摘発は、弊社刊行物の「電子出版権」侵害事件としては初めての摘発であると同時に、組織的に行われている海外向け海賊版サイトの摘発であるという点で画期的であると考えています。本件が契機となり、今後は大規模な侵害が横行している北米の海賊版サイトなどの摘発につながることを期待しています。
 講談社は長年にわたり著作物の海賊行為について対応してまいりましたが、これからも読者の皆様に正しい形で本を提供し、創作者の権利を守るために、著作物の権利侵害行為には厳正に対処してまいります」(講談社広報室)

以上

※本件につきましては、11月13日リリースの第一報の事件と合わせまして、進展があり次第改めてご報告いたします。

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