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著作権侵害事件

オークションを通じて海賊版を販売、中国人大学生男性を送致

平成24年1月20日

宮城県警生活環境課サイバー犯罪対策室と仙台北署は、平成24年1月18日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた熊本県熊本市の大学生男性(27歳・中国籍)を、著作権法違反(海賊版頒布)の疑いで逮捕し、1月20日に仙台地検に送致しました。

 男性は、平成22年12月28日から平成23年1月1日ころまでの間、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Office Professional Plus 2010(評価版)(日本語版)」を複製したDVD-R3枚を、仙台市の男性ら3人に対し、計約30,000円で販売していました。

端緒 購入者が仙台北署に相談し、ACCSを通じて著作権者に連絡した。
家宅捜索 逮捕同日に行われた男性宅の家宅捜索では、パソコン等が押収された。
動機 警察の調べによると、男性は小遣い稼ぎのために海賊版を販売していたと供述している。
参考価格 Microsoft Office Professional Plus 2010(日本語版)正規版の店頭販売価格は約63,000円
特記事項 男性は「ファイル共有ソフトからマスターを入手して海賊版を作成した」と供述している。
鑑定・告訴 マイクロソフトコーポレーション(日本マイクロソフト(株))

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