ゲーム画像を携帯の待受け画像用に加工しアップロード
2004年10月1日
被疑者 | 埼玉県さいたま市 男子大学生(21歳) |
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送検日 | 平成16年10月1日 |
送検先 | 東京地方検察庁/td> |
捜査機関 | 警視庁浅草署 |
鑑定および告訴会社 | (株)スクウェア・エニックス |
大学生は、平成16年2月26日、人気ゲームソフト「ファイナルファンタジー IX」と「ファイナルファンタジー X」から抽出した静止画像を、人物部分を切り出すなどの加工を行った上で、「Eternal Snow」と名付けた自らが作成・運営するホームページに自宅パソコンからアップロードして、アクセスしただれもがダウンロードできる状態にしていました。
同署の調べに対して大学生は、画像の加工技術を自慢するためにホームページを開設し、ゲーム画像のアップロードしたことなどを供述しています。
大学生のホームページには約90種類のゲーム画像がアップロードされており、携帯電話から閲覧できるようになっていました。大学生のホームページは携帯電話サイトの紹介雑誌に記事が掲載されるなどしており、平成16年8月までに2万6,000回を超えるアクセスがあったことが確認されています。
待ち受け画像や「着メロ」・「着うた」、ゲームや映像など、携帯電話用コンテンツを中心とする「モバイルコンテンツビジネス」では、著作権者自らが事業展開しているほか、数多くの事業者が著作権者から適正なライセンスを受けてビジネスを行っています。その結果、現在では多種多様なコンテンツが提供され、ユーザーも急激に増加しています。一方で、今回の事件のようなコンテンツの無断送信も少なくないことがモバイルコンテンツビジネスを阻害する要因になっているとACCSでは考え、今後も、このような事例についての情報収集や調査、注意呼び掛けなどを行い、モバイルコンテンツビジネスの適正な発展に向けた活動を展開しています。
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