2014年03月31日

過去の文献をデジタルで遺す

こんにちは。ACCS広報担当です。
ACCS会員の(株)NTTデータは、バチカン市国のバチカン図書館に所蔵されている手書き文献をデジタル化するプロジェクトに参画すると発表しました。
NTTデータのプレスリリースによると、「日々劣化の進む人類史上極めて貴重な多岐分野にわたる歴史的手書き文献を、高精細なデジタルデータとして長期保存し、広く公開することで、学術的・文化的な利用価値を高めると同時に、バチカン図書館はもとより人類の歴史的遺産の継承に貢献できるものと考えています。」とのことです。

興味を持たれた方はぜひリリース文をご一読いただきたいのですが、紙の書籍は長期的には劣化して読めなくなってしまうんですね。私の「その筋」の友人に言わせると、データの長期保存は「石碑が最強」とのことです。デジタルアーカイブの場合は、データの作成・保存自体と、そのデータを再生するITシステムの両方が必要となるため、遠くバチカンからお声がかかったのでしょうね。

バチカン図書館における歴史的手書き文献のデジタルアーカイブ事業に参画((株)NTTデータ)

カテゴリー:
2013(平成25)年度

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