2013年04月19日

著作権ホットライン

こんにちは。ACCS広報担当です。
ACCSでは著作権に関する質問を電話で受け付けており、毎日さまざまなご質問をいただいております。いただいたご質問のうち、よくあるご質問と回答については「著作権Q&Aコーナー」にて公開しております。一方で、ご質問をいただいてもACCSでお答えしづらいものもあります。

そのひとつは、著作物の種類によっては、他の団体に問い合わせたほうが正しい結論が出る場合です。音楽の利用についてのご質問が典型的です。

もう一つは、著作権ではないところが問題の中心となる場合です。
例えば、コンピュータソフトウェアの使用方法についてのご質問の多くは、ユーザーの方が購入されたソフトの「ライセンス契約(使用許諾契約)」に使用条件が定められており、これを確認する必要があります。使用許諾契約の内容はソフトウェアごとに異なりますし、同じソフトウェアでも、ソフトウェアの販売形態の違い、例えば、パソコンにプリインストールされている場合とパッケージで購入された場合、とではライセンス契約の内容が異なる場合があります。そのため、ACCSでは具体的にお答えすることができません。

また、ビジネスに関連したご質問の場合は、著作権に関する「契約」の有無が問題になる問題もあります。この場合も、個別の契約に関わる問題についてはお答えしておりません。

ここでお伝えしたいことは、「このような質問にはお答えしません!」ということではありません。
ひとくくりに「著作権の問題」と考えた問題が、実は「契約」の問題であったり「商標権」や「特許権」、「肖像権」など他の権利についての問題かもしれないということです。また、それぞれが組み合わさった問題の場合もあるでしょう。

ですので、著作権だけがわかれば全て解決、ということにはなりませんが、基本的な著作権の疑問についてはお役に立てると思いますので、「著作権Q&Aコーナー」や「著作権ホットライン」をぜひご活用ください。

「著作権Q&Aコーナー」
「著作権ホットライン」03-5976-5178

カテゴリー:
2013(平成25)年度

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