住宅地図の著作権侵害訴訟で侵害の差し止めが認められる
2022年6月1日
会員からの報告によると、株式会社ゼンリンが著作権を持つ住宅地図帳及び電子住宅地図の印刷物を無断で複製・頒布等を行っていたポスティング会社に対し、複数回に渡って、複製利用状況に関する情報開示と過去分の複製利用料の支払いを求めたがこれに応じなかったため、2019年9月に著作権侵害に基づく侵害行為の差止、損害賠償等を求める訴訟を提起していた事件につき、2022年5月27日、東京地方裁判所は同社の主張を認める判決を言い渡しました。 判決では、同社の住宅地図の著作物性を認めた上で、侵害行為の差止及び損害賠償金並びに遅延損害金の支払いが命じられたとのことです。 (株式会社ゼンリンからのコメント) 当社は、住宅地図をはじめとした地図情報の提供を通じ、社会課題の解決や安全・安心な社会の実現に貢献することが、私たちの社会的責任・公共的使命であると考えています。創業以来この企業理念に則り、社員の創意工夫を積み重ねて社会に役立つ地図商品の開発を行ってまいりました。当社は今後も、著作権侵害行為に対しては引き続き厳格に対応すると共に、こうした活動を通じて、人びとの生活に貢献する地図商品の提供と商品価値向上に努めてまいります。 株式会社ゼンリンの発表内容 https://www.zenrin.co.jp/information/public/220530.html
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