ネットオークションでの知財侵害防止について意見を集約 ~知財戦略推進事務局へ報告書を提出~
2006年6月5日 更新
報道関係各位
インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会
「インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会」(以下、協議会)では、インターネットオークションでの知的財産権侵害品の流通を防止するため、2005年12月より、これまで7回の協議を行い、以下の4つの項目について問題点の抽出と分析、取るべき対策の検討、今後の協同体制のあり方などを議論してきました。
その結果、協議会としての意見を取りまとめた報告書を作成し、政策立案に活用していただくため、4月20日、内閣官房知的財産戦略推進事務局に報告書を提出致しました。
検討項目
- 出品者情報の開示に係わる制度
- インターネットオークション事業者による出品者情報の取得
- インターネットオークション事業者の自主削除を強化する方策
- 権利者とインターネットオークション事業者の共同啓発活動
※報告書はこちらからダウンロードできます。
知的財産権の重要性がますます高まる中、権利者とインターネットオークション事業者が、協議会における情報交換や議論を通じて協力関係を構築し、知的財産権侵害品の流通防止という共通の目標に対して、それぞれの役割を果たしながら連携して対策を講じていく方針を打ち出したことは、協議会の一つの成果であったと考えます。
本協議会では、本年度も、インターネットオークションにおける知財侵害品の流通防止のため、引き続き協議を行い、積極的な取り組みを進めて参ります。
インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会について(参考)
インターネットオークションにおける知的財産権侵害品の流通防止を目的として、権利者(団体)およびインターネットオークション事業者によって、2005年12月1日に設立された民間の組織です。 なお、制度提言などを行うにあたって助言を頂くため、関係省庁等にはオブザーバーとして参加をして頂いております。(参加メンバー、オブザーバーは以下の通り。)
- 権利者・権利者団体
- キヤノン(株)
- (社)コンピュータソフトウェア著作権協会
- (株)日本国際映画著作権協会
- (中)日本動画協会
- (社)日本レコード協会
- ホンダ(本田技研工業(株))
- インターネットオークション事業者
- アイ・オークションネット(株)
- WIN(株)
- (株)ディー・エヌ・エー
- ヤフー(株)
- (株)ライブドア
- 楽天(株)
なお、当面は、(社)コンピュータソフトウェア著作権協会とヤフー(株)が幹事として会務の運営を担当します。
- オブザーバー
- 警察庁
- 経済産業省
- 総務省
- 内閣官房知的財産戦略推進事務局
- 文化庁
以上
本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)
広報室 坂田
電話:03-5976-5175 FAX:03-5976-5177 メールアドレス:accsnews@accsjp.or.jp
ヤフー株式会社
マーケティング部 広報 祝前(いわいさき)
電話:03-6440-6103 FAX:03-6440-6235 メールアドレス: ycompany-pr@mail.yahoo.co.jp
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