TOSとACCS、ケータイ向け情報モラル教育を協力して実施
2005/3/23 更新
株式会社ティー・オー・エス(代表取締役 谷井 玲 以下TOS)と、社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(理事長 辻本憲三 以下 ACCS)は、携帯電話(以下 ケータイ)を使いこなす若年層ユーザーに向け、著作権をはじめとする情報モラル教育を協力して実施することとなりました。
TOSは、ケータイから利用できるホームページ作成サービスとして現在390万もの登録ID数を擁する「魔法のiらんど」(http://ip.tosp.co.jp/)内に、ケータイを安心して正しく利用するための情報コーナー「教えてアイポリス!」を設置していますが、ここにACCSが運営する「著作権・プライバシー相談室 ASKACCS」のコンテンツから、特にケータイユーザー向けのQ&A約50問を選んだ「著作権・プライバシーQ&A」コーナーを、春休みに先がけ、本日3月23日より開始しました。
また、4月1日から6月末日までの間、著作権や肖像権などの正しいあり方を訴えるキャンペーンを「魔法のiらんど」において実施します。この期間中、「魔法のiらんど」内のホームページを巡回・監視するセキュリティシステム「iPolice(アイポリス)」の活動を集中的に実施。ACCS会員会社のゲーム画像などをはじめ、著作権者に無断で画像を利用しているユーザーサイトなどに注意を促すローラー作戦を行います。
一方、ACCSは、TOSが調査したケータイユーザーアンケートのデータ・実例を基に、今後行う教育関係者や保護者向けの講演を行っていきます。さらに、TOSが「iPolice」で行ってきた監視活動で得たノウハウなどを用いて、啓発用チラシや「情報モラルハンドブック」などの小冊子を制作する予定です。
現在、中学生で52.9%*、小学校高学年でも28.6%*がケータイを持ち、メールやホームページの閲覧が可能な環境にあります。ケータイは、PCと異なり常に携行し保護者の目が届かないことも多く、子供たちは、メールや掲示板を通じた出会い系の被害、詐欺や掲示板でのトラブルなど、様々な問題に晒されています。このため、子どもたちへの事前教育の必要性は高く、教育関係者や保護者においてもその危険性を十分認識してもらうことが必要と言えます。(* 株式会社サーベイリサーチセンター調べ)
TOSは、「魔法のiらんど」などケータイ向けコンテンツサービスを通じて、この問題の重要性を認識し、「iPolice」などの監視活動を通じて子供たちへの教育・啓発活動を行ってきました。一方、ACCSは、子供たちへの教育においては、著作権に加えプライバシーやネチケットまで含めた情報モラルの必要性を主張し、普及を進めてきました。今回のTOSとACCSの活動は、子供たちの間でケータイ・インターネットが当たり前に使われる現状において、必ず知っておかなければならない知識を、共同してさらに広めていこうとするものです。
「教えてアイポリス!」コーナーURL
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=ipolice_answer
以上
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