1. TOP
  2. 著作権侵害事件
  3. フォントプログラムの海賊版所持の男性を逮捕

著作権侵害事件

フォントプログラムの海賊版所持の男性を逮捕

2005年10月19日

侵害行為者 さいたま市浦和区 印刷業男性(47歳)
逮捕日 平成17年10月17日
結果 罰金50万円/東京地裁八王子支部
捜査機関 警視庁生活経済課、東村山署
鑑定および告訴会社 (株)モリサワ

男性は、平成17年6月14日ごろ、電子メールを使って募った男性に対して、(株)モリサワが著作権を有する約150種類のフォントプログラムを無断でCD-R3枚に複製した上、132,000円で宅配便を使って販売したとして、モリサワに告訴されていました。

同社の告訴を受けて行われた男性宅の家宅捜索では、(株)モリサワが著作権を有するフォントプログラムが無断複製されたCD-R数十枚などが押収されました。男性が、これらのCD-Rがフォントプラグラムなどの海賊版であることや、これらを販売するつもりであったことを認めたため、同署は男性を現行犯逮捕しました。

警察の調べによると、男性は、経営する事務所の運転資金を稼ぐために海賊版を販売していたことを供述しました。

なおACCSでは、男性による海賊版フォントプログラムの販売を(株)モリサワからの情報提供などによって確認したため、平成17年7月、男性に対して海賊版の販売を止めるように電子メールで警告していましたが、男性からは回答がなく、その後も海賊版販売を続けていました。

一覧を見る


ページTOPへもどる