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著作権侵害事件

海賊版販売の男性を逮捕

2000年10月5日

鑑定および告訴会社 ファイルメーカー(株)、
マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト(株))

富山県警生活保安課と福光署は平成12年10月5日、大手プロバイダの電子掲示板を悪用して海賊版ソフトを販売していた大阪府堺市の無職男性(32歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。

男性は、大手プロバイダの電子掲示板にソフト販売の宣伝を掲載して顧客を募り、問い合わせがあると海賊版リストを電子メールで送りつけて注文を受け、 CD-R に無許諾複製したビジネスソフトやゲームソフトを郵送販売していました。男性は、平成11年8月下旬から平成12年8月下旬までの間に、全国の延べ300 人に対して約500枚の海賊版を販売し、約200万円の利益を上げていました。

男性は、電子掲示板の「売ります・買います」コーナーにソフトの販売広告を掲載し、注文のメールを受けると、約200タイトルの海賊版ソフトリストを送付するなどして顧客を募っていました。海賊版ソフトは、1タイトル当たり1,500~4,000円で販売されていました。

福光署の捜査員が、サイバーパトロール中にこの男性の掲示を発見したのが端緒。同署では平成12年8月26日に男性宅を家宅捜索し、パソコン3台、CD-Rドライブ、海賊版 CD-R約400枚などを押収して捜査を進めていました。

男性には平成12年10月20日、罰金30万円の略式命令が下されています。

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