1. TOP
  2. 著作権侵害事件
  3. 海賊版ゲームソフト販売の男性を逮捕

著作権侵害事件

海賊版ゲームソフト販売の男性を逮捕

2000年8月28日

鑑定および告訴会社 (株)アートディンク、日本ファルコム(株)、
マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト(株))

富山県警生活保安課と滑川署は平成12年8月28日、大手プロバイダの電子掲示板を悪用して海賊版ゲームソフトを販売していた東京都日野市の無職男性(35歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。

男性は、大手プロバイダの電子掲示板にゲームソフト販売の宣伝を掲載して顧客を募り、問い合わせがあると海賊版リストを電子メールで送りつけて注文を受け、CD-Rに無許諾複製したゲームソフトを、1枚につき1,500円前後で郵送販売していました。代金は先払いで本人名義の銀行口座に振り込ませており、平成9年11月ごろから平成12年4月ごろまでの間に、約700万円の販売利益を上げていたと見られています。

男性の犯行は捜査員のサイバーパトロールによって発覚し、同署では、平成12年5月30日に男性宅の家宅捜索を実施するなどして捜査を進めていました。

男性は電子メールに「当方はかなりの『CD-Rマニア』です」と書くなど、ソフトが海賊版であることを明記していたほか、コピーが発覚することをおそれ、海賊版の購入者に対してはメーカーへのユーザー登録を行わないよう呼びかけるなどしていました。

男性には平成12年9月7日、罰金40万円の略式命令が下されています。

一覧を見る


ページTOPへもどる