2015年05月20日

国立国会図書館が権利者をさがしています

こんにちは。ACCS広報担当です。
国立国会図書館では、本日より、資料をインターネット公開するために、連絡先等が不明な著作者に関する情報提供を求める「著作情報公開調査」を開始しました。

プレスリリースによると、国立国会図書館では、約90万点の図書等をデジタル化し、うち約35万点の作品をインターネットで公開しているそうです。インターネット公開にあたっては、保護期間が満了していない作品は著作権者から許諾を得て、また、著作権者の連絡先が不明の場合は文化庁長官の裁定を受けて公開しているそうですが、過去に文化庁長官の裁定を受けて公開している作品のうち、今年度、来年度に裁定期間が終了する作品の公開を継続するため、現在も生没年や連絡先の分からない著作者約5万名について、公開調査を実施するとのことです。

Excelファイルをダウンロードして見てみましたが、私個人としては残念ながらお役に立てなそうでした。
ACCSでも、以前ファミコンソフトの著作権者さがしをお手伝いしたことがありますが、その比ではない発行年の古さです。
祖父母、曾祖父母等が本を書いていた、と聞いたことがある方はチェックされてみてはいかがでしょう。

「著作情報公開調査」 (国立国会図書館)

著作権者不明等の場合の裁定制度 (文化庁)

カテゴリー:
2015(平成27)年度

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