カテゴリ:2013年04月
ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害
本日、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害事件のニュースリリースを行いました。
ファイル共有ソフトを使用して、他人の著作物を著作権者に無断で共有(アップロード)することは、著作権法違反(公衆送信権違反)にあたる行為です。故意をもって(犯罪を犯す意思で)アップロード行った場合には刑事罰(10年以下の懲役または1000万円以下の罰金またはその両方)が科せられるおそれがあります。
加えて、著作権侵害を行うと著作権者から損害賠償請求(著作権者が受けた損害の支払い)や差止請求などの民事責任も負うおそれもあります。
著作権侵害を行ってしまうとその代償はあまりに大きく、大げさでなく人生を棒に振りかねません。
「少しくらい大丈夫」「どうせ見つからないだろう」などと軽い気持ちでファイル共有ソフトで他人の作品(著作物)をアップロードしていませんか?著作権者側の話をここまでほとんどしていませんが、アップロードした代償だけでも全くおすすめできないことですし、そもそも法律(著作権法)に違反する行為はやってはいけません。
次回もこの話続きます。
著作権の学習成果を腕試し
こんにちは。ACCS広報担当です。
このブログをご覧になっているみなさまにはご納得いただけると思うのですが、現在の社会はビジネスの場面にとどまらず、学校生活や日常生活においても自ら作品を制作して広く世界に向けて発表したり、他人の作成した表現物を活用することが容易に行えるようになりました。そんな現代において、著作権は誰にとっても不可欠の知識です。
ということで、私としましてはみなさまにぜひ著作権の知識を身に付けていただきたいのですが、どう勉強すればいいのか?何か目標はないのか?と考える方もいらっしゃいますよね。
そこでお役に立ちそうなのが、ACCSが後援している「ビジネス著作権検定」という民間資格検定です。検定を実施している株式会社サーティファイはACCSの会員です。
ビジネス著作権検定は、著作権ビジネスやその他のビジネスシーンや日常生活で求められる著作権の知識や判断力を問う検定試験です。初級と上級がありますので、「まずはちょっと腕試し」という方は初級にチャレンジされてみてはいかがでしょうか。
検定突破という目標があると学習もはかどると思います。(ちなみに私は昔、目標もなく漠然とギターを買ってしまい、コードをちょっと弾いただけで挫折したことがあります。)
著作権にかかわる業務をされている方は上級を目標に学習されてみてはいかがでしょう。
(リンク)「ビジネス著作権検定」
ゲームと実物で学ぶ戦国時代
こんにちは。ACCS広報担当です。
現在、茨城県の土浦市立博物館では、ACCS会員である株式会社カプコンのゲームソフト「戦国BASARA」」とコラボした特別展「婆裟羅たちの武装―戦国を駆け抜けた武将達の甲冑と刀剣―」が開催されています。
3月16日から5月6日まで開催していますが、4月4日に入館者が1万人を突破したとのことで、盛況のようです。私も開幕日に見てきました。
特別展では、戦国BASARAに登場する武将にまつわる甲冑や刀剣が展示されるほか、戦国BASARAのキャラクター等身大パネルやイラストの展示などのほか、ゲームの試遊もできます。
戦国時代好きの方も戦国ゲーム好きの方も楽しめる特別展です。東京からでも少し遠いですが、ぜひご覧いただければと思います。個人的には茨城観光(筑波山や大洗海岸)とからめての旅行もオススメです。
(リンク)「婆裟羅たちの武装―戦国を駆け抜けた武将達の甲冑と刀剣―」土浦市立博物館
春に気をつけることといえば...?
こんにちは。ACCS広報担当です。
春は花粉症や風邪対策も重要ですが、会社や学校などでPCソフトウェアが「不正コピー」して使われていないか、今一度気を付けていただきたいところです。
春は新入生、新入社員が加わるほか、進級・人事異動などでパソコンの利用状況も変わります。
このとき、ソフトウェアの利用状況を組織としてしっかり把握していないと、不正コピーが起こってしまいかねません。
本日、ACCSから民間企業10,000社に、不正コピーを防止するために「ソフトウェア管理」の推進をお願いするダイレクトメールを送付いたしました。
多くの会社では既にソフトウェアの管理をされていると思いますが、ダイレクトメールには「不正コピーを防止するためのソフトウェア管理」として何をすればよいのかの参考になる小冊子を同封いたしましたので、管理を行われている企業でも、自社で行われている管理方法と比較していただければ幸いです。
この小冊子についてはACCSWebサイト内の「ソフトウェア管理のすすめ」からダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
そして、新入生、新入社員のみなさんにお願いしたいのですが、学校や会社には、「ソフトウェア管理規定」「ソフトウェア使用規則」など、コンピューターやソフトウェアの使用についての学内ルール・社内ルールがあるはずです。ぜひ守っていただいて、ソフトウェアの不正コピーの発生防止にご協力ください。
続・著作権に関する疑問について調べるには?
こんにちは。ACCS広報担当です。
本日、ACCSの「著作権Q&A」コーナーに「『海賊版』とはどのようなものですか?」や「無料で配布されているソフトはどんな使い方をしても良いのでしょうか?」など6問を新たに追加しました。是非ご活用ください。
今日の話は前回の続きです。
著作権に関する疑問のうち、音楽や映像など、特定の著作物に関する疑問については、それぞれの著作物についての著作権関連団体のWebサイトにQ&Aがまとまっていることが多いため、著作権関連団体のWebサイトを確認するとよいでしょう。例えばACCSの場合は、コンピュータソフトウェアが中心となっています。
著作権関連団体のWebサイトへのリンク集は、昨日ご紹介した文化庁の「著作権なるほど質問箱」のほか、ACCSのWebサイトにも「関連団体へのリンク」を用意していますのでご活用ください。
Q&Aのほかに、著作権について動画や漫画で説明しているサイトもありますので楽しく学べますよ。
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