1. TOP
  2. 活動報告
  3. 大連・ソフトウェア交易会でACCSが講演

活動報告

大連・ソフトウェア交易会でACCSが講演

平成19年6月28日更新

ACCSは、6月20日から24日まで中国・大連市で開かれた「第5回中国国際ソフトウェア・情報サービス交易会(CISIS)」(主催・中国国家商務部、信息産業部、教育部、科学技術部など)において実施された2つのセミナーに、大連市版権保護協会からの依頼を受け、講師として参加しました。

同交易会は、中国政府が唯一認定するソフトウェア産業に関する国際展示会です。展示会場では、中国内外のソフトウェア関連企業のほか、日本貿易振興機構(JETRO)と電子情報技術産業協会(JEITA)なども共同ブースで出展していました。

ACCSは、まず22日午前、交易会会場となった世界博覧広場の4階セミナールームで開かれた「合作-中小軟件企業発展必経之路」(主催・大連中小軟件企業連合会)に参加。大連市信息産業局や国税局、大連市版権保護協会などとともにACCS上海事務所長の魏が演台に立ち、参加した約100人の聴衆に対して、日本のソフトウェア産業や著作権保護の現状、ACCSの活動経緯などを説明し、ソフトウェア産業の発展と著作権保護との密接な関係を強調しました。
次に同日午後、展示会場内に設置されたオープンスペースで、約40人を対象に魏による1時間の講演が行われました。講演後には聴衆から「日本の団体はどのような調査活動を実施しているのか」、「体験版の期限後の利用は問題か」などの具体的な質問がありました。

大連市版権保護協会について、ACCSは今年4月、元大連市版権局処長で同協会の李東平会長を日本に招聘し、大連市で先進的に展開されている「ソフトウェア正規版化運動」についての講演を行ってもらうなど、情報交換を密接に進めています。
同協会の尽力によって実現した今回の大連訪問の間には李会長とも面談し、今後、両協会が更に連携を深め、大連市に進出する日系企業の法的リスクの解消という観点からも、現地におけるソフトウェア管理に関しての各施策を共同して実施していくことを確認しました。

 

一覧を見る


ページTOPへもどる