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活動報告

コンピュータソフトウェアの不正コピー防止のための冊子・CD-ROMの配布開始

2005/4/27 更新

社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)では、ソフトウェアの不正コピーを防止し、企業におけるコンプライアンス(法令遵守)を進めることを目的とした冊子・CD-ROMを新たに作成し、4月27日より配布を開始しました。

今回、配布を開始したのは、(1)企業におけるソフトウェアユーザーのために、ソフトウェアの使用について現状の把握する方法を解説した『ソフトウェア自主調査ガイド』、(2)従業員などに対して不正コピーの防止を啓発するためのCD-ROM『しない!させない!使わない!企業内不正コピー』と、(3)ソフトウェアを販売するリセラーのために、ライセンスビジネスにおけるリセラーの役割などを解説した『リセラー向け著作権ハンドブック』の併せて三種類です。

(1)『ソフトウェア自主調査ガイド』(冊子 A4判カラー 20頁)

ソフトウェアを適正に使用するためには、ソフトウェア管理を実施する必要がありますが、その前に自社においてソフトウェアを「どのくらいインストールしているのか」「どのくらい購入して保有しているのか」という現状の把握を行う必要があります。
このガイドブックでは、その現状を把握するための方法をを説明しています。また、現状把握を行うために、従業員に調査の協力を依頼することがあると思われますので、その際に必要となる資料も掲載しています。
このガイドブックは以下のアドレスからPDFファイルでダウンロードすることもできます。

(2)企業内不正コピー防止啓発用CD-ROM『しない!させない!使わない!企業内不正コピー』(CD-ROM)

企業内においてどのような行為がソフトウェアの不正コピーにあたるのか、不正コピーが発覚するとどうなるかについて詳しく解説し、「あなたがやめないと不正コピーはなくならない」ということを強く訴求しているCD-ROMです。このCD-ROMはBSA*と共同で制作しました。「従業員」「ソフトウェア管理担当者」「経営者」のそれぞれの視点から見たソフトウェアの不正コピーの問題点とその解決策を説明しています。
このCD-ROMは、会社内に設置してあるサーバーなどにコピーして、従業員個人のコンピュータからネットワークを通じて閲覧することもできます。

(3)『リセラー向け著作権ハンドブック』(冊子 A5判カラー 20頁)

リセラー(ソフトウェア販売事業者)向けに、ライセンスビジネスにおけるリセラーの役割、および、リセラーやエンドユーザが不正コピーを行わないようにするための注意点を分かりやすくまとめています。

ACCSではこれまでに、経営者に対して不正コピーのリスクや発覚による影響を解説した『経営者のための違法コピー防止ガイド』、不正コピーの防止に不可欠なソフトウェア管理の実施手順などを詳細に説明した『すぐに始めるソフトウェア管理』の配布を行っています。今回作成した冊子などと併せてご活用いただくことで、企業においてソフトウェアの適正な利用が促進されると考えています。
これらの冊子・CD-ROMは原則無料で配布しています。ACCSホームページの「発行書籍」(https://www2.accsjp.or.jp/books/)よりお申し込みいただくか、電話 03-5976-5175 までお問い合わせ下さい。
また、『ソフトウェア自主調査ガイド』については、ACCSホームページ「ソフトウェア管理のすすめ」(https://www2.accsjp.or.jp/sam/)からダウンロードすることもできます。

BSAについて

ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は、世界65カ所以上の国や地域でビジネスソフトウェア産業の継続的な成長と、安全で信頼できるデジタル社会の実現を目指して、政策提言・教育啓発・権利保護支援などの活動を展開している非営利団体です。1988年の米国での設立以来、常に政府や国際市場に先駆け、世界のビジネスソフトウェア産業とそのハードウェア・パートナーの声を代表する組織として活動をつづけています。

以上

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